自分をよく見せたい 合コンでの嘘を見抜いた終点
合コンというものがわりと昔から存在します。
複数の男女が出会える、楽しい場でありますが、その気軽さゆえその場しのぎの
嘘をつく人も多いのが現状です。
①合コンで相手につく嘘
皆様もご存じのように、合コンというものが流行りだして数年、今でも気軽に
複数人の異性と気軽に出会える場として根強い人気があります。
大抵が初対面の少人数で行われることが多いようですが、気軽な飲み会として
参加する人も多く、その場しのぎでの嘘をつく人もいるとよく耳にします。
ではなぜ、せっかく出会った相手に嘘をつくのでしょう、簡単に言うと自分を
少しでも良く見せたい、自分を高く見せたいという心理からくるものが嘘と
なって表れるようです。
例えば、会社では肩書のない社員なのにも関わらず、部長・課長職であると
自分を高い位置に持っていく嘘や、もっと大胆に職種の全く違う、収入の高い医者や
弁護士であるという嘘がよく使われるようです。
合コンで嘘をつく人は多く、本当に医者や弁護士である人が職業を言った途端に
「本当?」と疑われるような事態まで引き起こしているのです。
②軽い嘘があとで大きな嘘に!
合コンのその場で咄嗟に自分を良く見せようとついた軽い嘘ですが、それが
後々まで尾を引きやがて大きな嘘になってしまうということもあります。
。
例えば、男性に特に多いのがもう交際中の彼女が存在していたり、ひどい人に
なると既婚者であるにも関わらず、独身でフリーですと合コンに参加してあと
でその嘘を処理しきれなくなる場合です。
合コンと言えど、縁が結んだ大切な出会いの場であると考えずに全くの冷やかしや、
浮気の心で参加し、軽い空気で嘘をつくと出会った人を傷つける大きな嘘に懲らし
められると考えた方がいいのかもしれません。
軽い嘘は嘘を作り上げ、雪だるま式に大きな嘘へと発展するのです。
③嘘をつく人は平気で突き罪悪感がない
嘘をつく人は、さもそれが本当のことであり当たり前のようにぺらぺらと平気
で嘘がつけるのが不思議です。
しかしどうしてそんな嘘をつくのかと考えたときに、その本人に罪の意識が全
くないからだということに気づきます。
その場だけの嘘であり、その後の事を全く予測していない、あるいは予測して
話をしっかりすることができないのです。
短絡的で発想が幼稚な人が、よくその場しのぎの嘘をつくと言えるでしょう。
最近の言葉で話を「盛る」という言葉があります。
要約するとその話を少し良くする、装飾するというような意味合いで使われるよう
ですが、「盛る」という話し方は既にもう軽い嘘をついていることになるのです。
話をよく「盛る」人は、罪の意識がないまま平気で嘘をつく人といえるでしょう。
④嘘をつくことは癖と同じと考える
虚言癖という言葉があります。
そのままずばり、虚言つまり嘘をつく癖のある人を指した言葉です。
嘘をつくのが癖と同じようになっている人は自分にひどく自信がなかったり、
自信がないにも関わらずプライドが高く、少しでも良い自分を演出したがると
いう人が多いようです。
しかし、誰にも自信のない部分、弱い部分はあるのです。
そこで初対面の異性に癖と同じように嘘をつくのはやはり問題があるでしょう。
癖になってしまうと自分でついた嘘までもが本当の事のように錯覚してしまい
嘘だったのか現実だったのか、本当に嘘をついたのかと自信のパラドックスに
陥ってしまうのです。
嘘をつくことは癖と同じという考え方を持った人が身近にいた場合、それを見抜いて
しまった場合は、可哀そうであると認識し、距離を置くのが得策です。
⑤嘘をつく人は信じられない人
嘘をつく人は信じられないというのは当然であると言えます。
まず合コンなどで知り合った異性を気にし始め、気持ちがそちらに行こうとし
たとき、ほんの一つの嘘を発見したとします。
その嘘を指摘し、咄嗟に出たもので故意ではないと謝られてもそのモヤはなか
なかすっきり消えるものではありません。
また、それに次いで二つ目の嘘が発覚したとしたら、通常で考えても
「この人の言うことは嘘ばかりで信じられない」と思い始めても不思議でない
かもしれません。
嘘をつくことが癖のようになっている相手の場合、多分その後も小さなものから
大きなものまで、嘘は次々に発覚すると推察します。
せっかく知り合えて好きになっていた相手も、離れていくことになる嘘です。
最初に、またはそれまでに嘘をついていなければ素直なままの自分でもきっと
好きになってくれていたであろう相手を、嘘で傷つけ追いやってしまうのです。
だからこそ嘘は本当に罪深いものであり嘘をつく人は信じられないと思う人間の
自然な心を裏切る行為なのです。
⑥嘘は2人の信頼関係を失わせる
嘘の上に成り立つ信頼関係はこの世に存在しないと言い切ります。
仮に何らかの関係性が成り立ったとしても、それは「信頼関係」ではありません。
信頼関係とは読んで字のごとく、信用し頼り合える人同士の関係性です。
自分を嘘偽りで塗り固めた人と、どうして信頼し合えるのかが疑問です。
例えばその嘘を信用し、相手を好きだと思うようになってから嘘に気づいて、
関係が終わった場合、嘘は信頼関係を失わせるだけでなく、ついた相手を深く
傷つけ、決して良い関係を作りません。
嘘をつく相手とは未来を見ることが出来ないのが普通です。
合コンとはいえ、見知らぬもの同士がご縁に引き寄せられ出会う場所です。
ご縁を粗末にする人は、ご縁からも粗末な扱いを受けるのかもしれません。
嘘はどのような信頼関係をも失わせる怖いものです。
恋愛だけではなく、人間関係においても嘘の上に成り立つ信頼はないのです。
合コンで嘘を見抜くのは案外簡単なことなのかもしれません。相手の挙動、
突っ込んだ話などでも薄い話はすぐにボロが出ます。
癖のように嘘をつく相手はやめて真剣に合コンの恋愛を目指しましょう。