結婚したいの言葉が口だけかどうか見極める方法


                                               


結婚したいの言葉が口だけかどうか見極める方法

もしあなたが、好きな人から「結婚したい」と言われたらどうですか?
すごく嬉しくなると思います。

例えそれまで結婚を考えていなかったとしても、
「結婚したい」のその言葉をきっかけに結婚に対する意識が変わるかもしれません。

また、結婚したいと考えていた人は、
「この人と結婚するかもしれない」と期待するかもしれません。

ですが、そんな気持ちはよそに「結婚したい」とは口だけの場合があるのです。
そうだとしたらとても悲しいことですし、
怒りさえこみあげてくるのではないでしょうか。

そうならない為に、結婚したい」という言葉が「口だけ」かどうか
見極める必要があります。

「結婚したい」と言われているけれど行動がともなってない、
と相手に不安や不信感を持っているあなた、
ぜひこれを読んで相手が口だけかどうか、判断する材料にしてください。

① 付き合うまでは結婚したいと口にだす

付き合いをまだしていなくても「結婚したい」という言葉が出てくると
ドキッとすると思います。

「そこまで考えてくれているのか」
「付き合いがうまくいったらゆくゆくは結婚を考えられるのか」
など期待してしまうからです。

特に今は結婚しない人も増えてきてますし、
お付き合いをしていても結婚を考えていない人も多くいます。

そんな中で「結婚」をいうワードが出てくれば、
意識するのは当たり前のことでしょう。

ただこれが口だけの場合、
「付き合いたい為だけに結婚というワードを出している」のか、
「相手はともかく結婚願望は本当にある」のか、
「本当に結婚したいと感じているのか」というのを見極める必要があります。

ただ正直、この段階で判断するのはとても難しいことです。
ここで間違えた判断をしてしまうと自分が傷つくだけではなく、
相手を傷つけてしまう可能性もあるので要注意です。

付き合うまでに「結婚したい」というワードを口から出されたとしても、
「そうだったらいいな」と話半分で聞いておくのが良いでしょう。

あくまでも「相手には悟られずに」というのが重要です。

もし本気で言ってくれている相手に対して失礼な態度になってしまいますから……。
心の中での気持ちにとどめておきましょう。

②付き合い始めた途端に結婚したいといわなくなる

では、どこで「口だけ」だと判断するのか。
ひとつの判断材料としては「付き合い始めた途端言わなくなる」かどうかです。

付き合うまでに結婚したいと口にしていた相手が、
付き合った途端に言わなくなってしまったらそれは「口だけ」の可能性が高まります。

ですが中には
「付き合ったからこそ軽々しく結婚という言葉を出したくない」という人も。
そこを判断するにはなかなか難しいものです。

そういう時は付き合いを重ねていったときに、
何かをきっかけとして「結婚」というワードを出してみてください。

相手がそこに反応するかどうかを見るのです。

例えば
「高校時代の友人が結婚して~」と周りが結婚し始めたことを
伝えるのもひとつの手でしょう。

そこで「ゆくゆくは結婚できたら」というニュアンスが相手から出てきたら
「結婚を考えている」と思って良いでしょう。
その場合は口だけではありません。

しかし、「そうなんだ~」と話題が終わってしまったときは要注意です。
とは言っても先程も言ったように
「付き合ったからこそ軽々しく言いたくない」のかもしれません。

そんな時は「ゆくゆく(結婚)できたら良いね」と言ってみてください。
ここではぐらかすようなら、「口だけ」の可能性が高いと言えるでしょう。

③そのことばを信じて3年待ったけれど

実は30歳の女性が、「結婚したい」という彼の言葉を信じてきたのに
結局結婚できなかった、ということがありました。

社会人になって数年が経つ頃、学生時代の友人と久々に会った時に
紹介してもらったのが彼でした。

出会った時から意気投合し、趣味も同じだったということもあり、
彼は付き合う前から「結婚するなら○○ちゃんみたいな人がいいな」と言っていました。

その言葉を鵜呑みにしたわけではありませんでしたが、
悪い気はせず、そのあと付き合うまでにそんなに時間はかかりませんでした。

付き合ってからもしばしば「結婚」というワードが出てきた彼。
その彼に対して彼女も次第に「結婚」を意識し始めました。

とは言ってもまだ付き合って半年だったそうで、
彼から「結婚したいね」という話が出ると
「そうだね」というやり取りが続いたそうです。

付き合って1年が経つ頃、彼女の周りで結婚・出産する人が増えたそうです。
しかしその頃は結婚のワードが出てきても反応はなく、
友人の結婚式に出席することを伝えても「そうなんだ」で終わるだけだったそうです。

付き合いが長くなるほど結婚の話は出なくなり彼女は不安になっていきました。
それでも「結婚したい」という付き合いたての頃の言葉を信じ、
そのまま付き合いを重ねていました。

30歳を迎えた頃彼から、彼の実家に行きたい、と告げられました。
彼女は両親に紹介してくれるものだと思い、快く了承。

しかし彼が実家に行きたいと言ったのは、用事があったから。
紹介どころか実家に彼の両親は不在でした。

彼女はせきをきったように、今までの不満に思っていたことをぶつけたそうです。
付き合った頃、結婚したいと言ってくれていたこと、
それを信じてこの歳まで一緒にいたこと、
付き合いも長いからそろそろご両親への紹介も考えてほしいこと、それらを伝えました。

ですが彼から返ってきた言葉は「今は結婚する気がない」というものでした。
付き合う前や付き合いはじめの時の「結婚したい」という言葉は、
好きだから言ったもので、彼女のことは大切だし今でも好きだけれど
結婚となるとまだ考えられない、というものでした。

彼女からしたら「結婚したい」という言葉だけを信じてきたものの、
それすらも裏切られたような気持になり、
結局口だけの言葉に乗せられたのだと、
そのあと別れを切り出したそうです。

彼に全く気持ちがなかったとは思いません。
少なくとも「結婚したい」と口から出るほど、
彼女のことを好きだったことは間違いないでしょう。

しかし行動に移さなければ結局は「口だけ」になってしまうのです。

ゆく先に「結婚」という目標を二人で掲げたのであれば良いでしょうが、
相手の言葉に踊らされる形で結婚を意識していると、
「裏切られる」形になりかねません。

もし結婚したいと考えているのであれば、
相手の気持ちを早めに確かめておくのもひとつの手だといえるでしょう。

「この時間を無駄にした!」ということがないように、
言葉をそのまま受け取るのではなく相手の言葉を見極めることが必要です。