思いやりが結婚生活を円満にする7つのポイント


                                               


思いやりが結婚生活を円満にする7つのポイント

誰しもが相手との円満な結婚生活に憧れるものです。
そんな結婚生活にするために大切なポイントを紹介します。

① スキンシップが円満にする

結婚生活が円満な夫婦には憧れるものですが、そんな夫婦になるためにまずお伝えし
たい事は、相手とのスキンシップを大切にするという事です。

実際、スキンシップの効果は医学の面からも注目されているようです。

人間は脳内に様々なホルモンが分泌されており、そのホルモンによって心や体が正常に
コントロールされています。

ホルモンの中でも心に作用すると言われているのが、オキシトシンというホルモンです。

オキシトシンは人に幸福感を与える効果があると言われていますが、このホルモンを
分泌する為に必要なのがスキンシップです。

元は出産・育児の際に分泌されるホルモンとして知られていたオキシトシンですが、
母子間以外でのスキンシップでも分泌される事が近年の研究により分かっています。
(朝日新聞「Reライフ.net」https://www.asahi.com/relife/article/13224840)

以上の事から、スキンシップが心に与える影響は絶大なのです。
なお、スキンシップと言っても恋人同士のようにイチャイチャしなければならないと
いう事ではありません。

見つめ合ったり、手を繋いだりするだけでも効果がありますので、結婚生活が円満な
夫婦になるために、ぜひスキンシップを心がけましょう。

② 愛情を言葉で表すこと

結婚生活が円満な夫婦とはどんなイメージがあるでしょうか。
そのイメージは人それぞれですが、一言で言うとラブラブな雰囲気をイメージする
人が多くいます。

恋人同士じゃないのだからラブラブなんてありえない、と思う人もいるかもしれま
せんが、付き合っていた時には相手に自分の気持ちを伝えていたでしょうし、自分
たち二人がどれだけ仲良しなのか周りの人にアピールしていた事もあるはずです。

それなのに夫婦になるとなぜ変わってしまうのかというと、相手への愛情をいつしか
言葉にするのが恥ずかしくなる事や、言わなくても分かるだろうと思っている事が理由のようです。

確かに、子供の前では言いにくかったり、敢えて口に出すのは照れたりするものですが、
言葉にするというのはとても大切な事なのです。

その理由としては承認欲求があります。
承認欲求とは、他社から認められたいと思う欲求の事で、他人からの言葉によって自分の
存在意義や価値を確認し、幸福感が得られるのです。

逆に言うと、言葉が無ければ相手は「私は好かれているのか」と不安になってしまいます。

自分の一言で相手が幸せな気持ちになってくれれば自分も幸せですし、家庭も幸せな雰囲
に包まれる事でしょう。

結婚生活が円満な夫婦になるために、まず相手を幸せな気持ちにする事が、円満な生活へ
の近道なのです。自分から言葉にしてみましょう。

③ お互いに尊重し合っている二人

結婚生活を長く続けていると、あうんの呼吸という言葉があるように、相手の考えや行動
を熟知してきます。

結婚生活が円満な夫婦はまさに息がぴったりと合う夫婦という人たちが多いですが、相手
の考えや行動を理解するというのは、そう簡単な事ではありません。

夫婦と言っても元は赤の他人ですので、考えや価値観が違って当たり前です。

では、どうすればそれらを理解できるようになるのかというと、相手を尊重する事です。
尊重するといっても、必要以上に自分がへりくだる事はなく、相手の立場になって物事を
考えれば良いのです。

例えば、相手の主張を聞いてみて、自分と同じ意見であれば同調すれば良いですし、仮に
自分と違っていても、なぜ相手がそのように主張するのか相手の立場になって考えてみて
ください。

自分の立場のみで考えると、相手の意見に賛同できない事は真っ向から否定してしまいま
すが、相手の立場になって考えれば理解できる部分が必ずあります。

あなたが相手の立場になって考えを理解しようとすれば、きっと相手も同じようにあなた
の考えを理解しようとしてくれます。

あなたが相手を尊重すれば相手もあなたを尊重してくれますので、結婚生活が円満な夫婦
になりたい人は相手を尊重する事を意識してみてください。

④ 干渉しすぎないことが円満の秘訣

結婚生活が円満な夫婦になるためには、お互いが尊重し合う事が大切だと分かりました
が、それが出来るようになると、相手の事が更によく理解出来るようになります。

具体的な例の一つとしては、どんな主義なのかまた何が譲れないものなのかという様な、
簡単に言うとその人のポリシーです。

人間には誰しも主義や譲れないものがあり、それが人格を形成していたり生き方のベース
となっていたりするので、なかなか簡単に変えられないものです。

それを他人に否定されると嫌な気分になるのは当然ですが、賛同され過ぎても一体自分の
何が分かるのかと気分を害する人がいますので、必要以上に立ち入る事はしない方が良い
でしょう。

否定してもダメ、賛同し過ぎてもダメとなると、八方ふさがりでどう対応すれば良いのか
と悩むものですが、相手に干渉しすぎなければ良いのです。

相手のポリシーについて気になる事があったとしても、あれこれと過度に口を出すもので
はありません。相手の考えを尊重することが大切です。

相手に意見をするという事は、単純に相手への賛同を伝えたいという場合もありますが、
相手の受け取り方によっては、無意識のうちに自分の意見を押し付けてしまっている場合があります。

結婚生活が円満な夫婦を目指す人は、干渉しすぎないように注意が必要なのです。

⑤ 一人の時間を大切にする

結婚生活が円満な夫婦は仲が良いですが、常に一緒にいるのかというとそうではありませ
ん。お互いを尊重しているからこそ、お互いの趣味嗜好やそれに充てる時間を大切にして
いる人が多いようです。

例えば多くの人は趣味を持っていて一人でそれに没頭する時間があるでしょう。
それによって仕事を忘れて疲れをリフレッシュしたり、息抜きをしたりと心と体のメンテ
ナンスをしているのです。

何も一人にならなくてもゆっくり出来るのではと思う人もいるかもしれませんが、人がい
るとどうしても集中出来なかったり、時間を気にしたりしてしまいます。とにかく一人の
時間を大切にすることが重要なのです。

もし、あなたが相手の時間を干渉してしまうと、その人はリフレッシュが出来ず体調を崩
してしまうかもしれません。

結婚生活が円満な夫婦になりたい時、夫婦だからなるべく一緒の時間を過ごしたいと思う
でしょうけれどお互いに一人の時間を過ごしてみると、二人でいる事の楽しさにも改めて
気付く事が出来るのです。

⑥ 感謝の言葉を伝えること

結婚生活が円満な夫婦の多くが実践しているのが、相手に感謝の言葉を伝える事です。

さきほど、愛情を言葉に表す事の大切さをお伝えしましたが、感謝の言葉も忘れない
でください。

感謝の言葉を伝えるのに改まった場は必要なく、日常生活の場面で伝えるという事が
ポイントで、そのような場面はたくさんあります。

例えば、相手がご飯を準備してくれた時や、一緒に歩いていて歩調を合わせてくれた時、
家に居て少し遠くにある物を相手が取ってくれた時など、例を挙げると数えきれないく
らいたくさんあるのです。

本当にささいな場面ではありますが、相手の言動は全てあなたの事を思ってしてくれて
いる事で、あなたを大切に思っているからだという事を忘れてはいけません。

夫婦は長い間いつも一緒にいると相手が居てくれる事に慣れてしまうものですが、相手
が居てくれるからこそ幸せに過ごせているのです。

相手が傍に居てくれる事と、相手がしてくれる事に感謝して、そんな気持ちを心の中に
留めておくのはもったいないので、ぜひ相手に伝えてみましょう。

結婚生活が円満な夫婦は他人から見ても、穏やかで幸せそうな雰囲気で溢れているもの
ですが、それはお互いに感謝し合っていて、お互いが相手の事を大切に思っているから
そのような雰囲気で居られるのです。

⑦ 自分より相手を大切にすること

結婚生活が円満な夫婦はお互いに相手の事を大切にしているとお伝えしました。
多くの人は夫婦に限らず、友人関係でも恋人関係でも相手を大切にする事を経験して
きています。

特に円満な夫婦は自分よりも相手を大切にしていますが、相手を大切にすると言って
も、自分を犠牲にして相手に尽くすという事ではありません。

それは、自分の気持ちを中心に動くのではなく、相手を尊重し、干渉せず、一人の時間を
大切にするという事であり、これらは結婚生活が円満な夫婦になるためのポイントとして
既にお伝えした事なのです。

夫婦二人で同じものを一緒に楽しみたいという気持ちが強すぎると、その気持ちを相手に
主張し、自分の世界に引き込もうとします。

あまりにも主張が強かったり、コントロールされたりすると相手は嫌がりますので、相手
が自分の思い通りにならないケースも多いようです。

夫婦はそもそも他人であり、考えも趣味嗜好も異なるのですから、自分の思い通りになら
なくて当然と言えます。

自分の思う通りにいかないと、不満に思い相手へのイライラも募ります。
そうすると円満な結婚生活には程遠いものになってしまいますので、自分の気持ちではな
く相手の事を思って行動する必要があるのです。

結婚生活を円満にするためのポイントをお伝えしました。ぜひ参考にしてみてください。