元彼の影に負けない素敵な婚活の話に必要な心得


                                               


元彼の影に負けない素敵な婚活の話に必要な心得

元彼のことが忘れられず、それでも新たな一歩を踏み出そうと婚活にきたという時、次の出会いを成功させるコツが存在します。

元彼の事を美しい思い出として、婚活を成功させるためにも今回は元彼との折り合いの付け方を学んでいきましょう。

①元彼忘れられない!

大切な相手だったからこそ、元彼のことが忘れられないのは仕方ありません。

あなたがそれだけ真摯に相手と向き合い、心を砕いて対応をしていたからこそ今苦しんでいるのです。

忘れた頃に夢で思い出してしまったり、疲れがたまるとちょっとした出来事が元彼に紐づいてしまうということは、別れを経験した者には誰でも理解できる事です。

そんな時は無理に忘れようと婚活に力をいれたりする必要はありません。

記憶喪失になったとしても、元彼の事を脳内から消し去ることはできません。

大切なのは忘れることではなく、元彼の事を思い出にすることなのです。

思い出して辛く感じるのは、少しずつ何でもないと思えるようになるための治療の一つのようなものです。

かさぶたが痒く感じるのと同じで、心的な磨耗は少しずつ反芻する事で慣れや当時の気持ちが薄れるのを待つ事が最善の回復方法と言えます。

元彼を忘れようと思うことが悪い事ではありませんが、当時の自分の気持ちに寄り添い、辛かった事を辛かったと認めてあげることで元彼のことを思い出へと昇華することが可能となります。

忘れられなくて困っている時は、自分と元彼に向き合ってみる時間をとるようにしましょう。

②元彼と比較してしまい忘れられない

ふとしたとき、婚活で出会った男性の仕草や話し方を元彼と比較してしまうのは、悪い事ではありません。

あの人ならもっとこうしてくれたという気持ちは、むしろ婚活においては良い結果をもたらすのです。

婚活に参加するとどうしても緊張や焦燥感から選択を急ごうとしてしまいますが、この結果相手の性格や癖など、今後生活を共にする上で不愉快に思いやすい特徴を見抜きづらくなってしまいます。

しかし、前向きに元彼と比較することで相手が自分と相性が良いかを確認することができるのです。

元彼と比較した時に元彼の方がよかったと思うのであれば、その相手はあなたにとって元彼よりも魅力的ではない人物ということになります。

比較することはけして悪い事ではありません。

むしろ、婚活でより良い相手を見つけるためにも、自分にとって好ましい相手か判断するための物差しとして元彼との思い出は役立つのです。

比較する事は悪い事ではないので、ふと元彼を思い出した時はこの人は元彼とは違った動きをするのだと冷静に考えるようにしましょう。

・比較する際に気を付けて欲しい事

比較の際に唯一気を付けて欲しいことがあります。

それは「比較した事を相手に伝えない」という事です。

内心でどう思うかは個人の自由ですから、元彼と相手を比較しても問題はありませんが、それを相手に伝えてしまうと齟齬が生まれてしまいます。

どうしても言いたくなった場合は元彼ではなく、有名人や俳優の名前を出して比較していたというようにしてください。

③元彼を徹底的にけなしたい

好きだったからこそ、離れてしまった今元彼をけなしたいという気持ちが湧き出てくるのは当然のことです。

好きだった気持ちを否定された思いなど、自分のなかで整理のつかない感情が出口を求めて相手をけなそうとしているのですから、その気持ちを否定はしないでください。

ですが、覚えておいて欲しいことがあります。
それは、人の悪口は耳障りなものであるという事実についてです。

婚活の相手と話しているときに、元彼の事を悪様にいうのはやめるようにしましょう。

相手は元彼の悪口をいうあなたに幻滅してしまい、仲良くしようと思いにくくなってしまいます。

相手と比較して元彼を悪くいうから大丈夫ということもありません。

婚活の際に重要なのはいかに良い印象を相手に与えるかという一点です。

どうしても元彼の不満を話したいという場合はスマートフォンのメモ帳に吐き出すか、あるいは友人や親族に告げるようにしましょう。

婚活の場でであった相手はあなたとの経験が浅い人間です。

築いてきた経験が少ないからこそ、婚活で知り合った相手と何を話すかは慎重になるべきなのです。

もし相手から元彼の話を聞きたいといわれたとしても、けなすことはせずにあまり思い出したくない、と嫌そうにいうようにしましょう。

④元彼のようにふられて辛い思いをしたくない

出会いもあれば別れもあるというように、付き合っていた相手にふられてしまうということはままあることでもあります。

しかし、ふられたという経験は後味の悪いもので、心に深い傷やトラウマを作ってしまう出来事でもあります。

そのため、またふられたらどうしようと消極的になってしまうことがあるのです。

婚活で仲良くなり始めた相手がいたとしても、また自分のせいでふられてしまったらと思うと、いかにボロをださないようにするかの方に苦心してしまいがちです。

ですが、婚活だからこそそんな風には考えないで欲しいのです。

婚活の利点は、通常の生活よりも多くの出会いを得られるという点にあります。

婚活に参加するほとんどの人は生涯のパートナーを探しているため、最初からあなたを恋愛対象として見ようとします。

仕事場や日常生活で出会う相手とは違い、お互いが効率を優先して婚活をしようとする面があります。

そのため、自分と相性がよくないと判断すればあなたからでも相手からでも気軽にふることができてしまうのです。

これは、より良い出会いを求めるために必要なことでもあり、婚活で理想の相手を追求するためにも必要なことでもあります。

婚活での別れは通常の恋愛の別れとは違うと考え、気持ちを切り替えて次の相手を探すように心がけてください。

⑤元彼を悪くいって自分は悪くないと主張したい

元彼の事を悪く言いたくなる気持ちは誰にでもあります。

好き同士でつきあっていたというのに、突然別れを切り出されてしまったのですから、恨みや憤りがつきまとうのは致し方のない事です。

しかし、だからといってその主張を婚活で知り合った相手にするのはやめるのが無難です。

まず、婚活の相手に元彼についてを話すことが危険といえるからです。

婚活で元彼の話を聞いて、あなたのことをもっと好きになる人は稀です。
合コンの場であっても、元彼の話は場を盛り下げます。

これからの2人となるためにお互いだけを見つめたい場に、第三者の介入をさせてしまうような行為ですから、どんなに同意してもらいたくとも元彼の話はやめましょう。

⑥別れの原因を相手のせいにしたくない

元彼と別れてしまった理由はいくつもあるものです。

ですが、その数多の理由を相手のせいではないようにしたい、という願いは素敵な考えであるだけでなく、正しい考えでもあります。

別れとはつきつめれば無数の理由が存在します。

相手の仕草が嫌だとか、相手が生活習慣を改めないだとか、自分と折り合いがつかなかったなど、複合的な理由が折り重なった結果別れにつながっているのです。

その時、別れた原因が全て相手のせいであるとは言い難い部分は誰しもにあります。

婚活にいかすためにも、自分が悪かった、相手が悪かったではなくなぜ別れにつながったのかを冷静に見直してみましょう。

例えば、相手の金遣いがあらかったのが嫌だった、店員への対応が高圧的で不愉快だったなどという事があるのであれば、婚活で知り合った相手には金銭感覚の価値観が似ているかをチェックしたり、一緒にカフェやファミリーレストランなどへ赴きその態度を見る必要が出てきます。

あなたが元彼に対して嫌だと思っていた部分は、次の相手に強く求める部分でもあるからです。

また、相手にあなたのここが嫌だった、など明確な理由をつけて別れを告げられている場合はその部分を見直す必要があります。

別れる間際に喧嘩をしていたという場合は売り言葉に買い言葉だったという可能性もあるので本当に相手の言葉が正しかったのかも含め精査する必要があります。

⑦元彼とのことを繰り返したくない

別れてしまった元彼と、また同じ道を辿るのではないかと不安に思う気持ちはよくわかります。

二度あることは三度あるという言葉もあるように、似たような事はよく起こるからです。

婚活相手と親しくなる上で、元彼と別れたようにならないようにしようと思い行動することはとても大切なことです。

ですが、あまりにその事に固執しすぎてしまうと自然体のあなたを失ってしまいます。

そうやって続けた関係は、結婚生活に歪みを生み出してしまうため、避けるべきです。

婚活相手が元彼とおなじように別れを切り出してきたという場合は、良い機会だったと捉えるようにしましょう。

相手は元彼と同じくあなたと相性のわるい人物だったというだけなのです。

あなたが悪いというわけではなく、価値観の相違があったのだと受け止めてください。

ただ、自らに直すべき悪癖などがあったと強く自覚している場合は良い機会ですから、直すよう改めてみてもよいでしょう。

元彼との思い出や出来事もいかし、婚活に役立てることでよりよい出会いを引き寄せることが可能となります。

結婚後の事も見据え、しっかりと相手との相性を見極めよい相手と巡り合えるようにがんばりましょう。